X(旧 Twitter)で話題になった Claude Code のコスト削減テクニックを紹介する。やることはシンプルで、CLAUDE.md にたった1行を追加するだけ。それだけでトークン消費が約 1/3 に減り、エラーもゼロになったという報告が注目を集めている。

plan モード強制でトークン 64% 削減の実測データ

@ClaudeCode_love が2026年4月に共有したデータによれば、以下の改善が得られたとのこと。

指標変更前変更後改善率
トークン消費10.4M3.7M64% 削減
エラー数10 個0 個100% 削減
コスト$9.21$2.8169% 削減

単純計算で約 3 分の 1 のコストになる。これを知っているかどうかだけで月額の Claude Code 利用コストに大きな差が出る。

CLAUDE.md への1行追加方法

CLAUDE.md に以下の1行を追加するだけ。

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実装前に必ず plan モードで設計を出してから書け

これだけで Claude Code は実装前に設計フェーズを経るようになる。

より確実に全セッションへ適用する方法

CLAUDE.md へのテキスト指示は Claude へのヒントとして機能するが、確実に plan モードをデフォルト化するには .claude/settings.json に以下を追記する方が確実。

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{
  "defaultMode": "plan"
}

両方を組み合わせることで、より安定した動作が期待できる。

plan モードがトークン消費を減らす仕組み

Claude Code はデフォルトでは指示を受け取るとすぐに実装を開始しようとする。この過剰な先行実装(コミュニティで「暴走」とも呼ばれる)がコスト増加とエラーの主な原因だ。

plan モードでは、Claude は実装を始める前に設計・計画を提示し、ユーザーの承認を待つ。

  1. ユーザーがタスクを指定
  2. Claude が実装計画を提示(変更ファイル、手順、懸念事項など)
  3. ユーザーが承認(または修正を指示)
  4. 承認後に実装を開始

この承認ステップがバッファになり、無駄な試行錯誤(= トークン消費)を防ぐ。

CLAUDE.md に書く意味

CLAUDE.md はプロジェクト固有の指示ファイルで、Claude Code はセッション開始時に自動読み込みする。ここに書いた指示はすべてのセッションに反映されるため、毎回手動で plan モードに切り替える手間が省ける。

plan モードを一時的に手動で有効化したい場合は、Shift+Tab を2回押すか、新規セッションを claude --permission-mode plan で起動する(1回目の Shift+Tab は Auto-Accept Mode になるため注意)。

実践的な書き方のバリエーション

より具体的に指示したい場合は以下のような書き方も有効。

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## 実装ルール

- **実装前に必ず plan モードで設計を出してから書け**
- 変更するファイルと理由を明示すること
- 不明点があれば実装前に確認すること

複数の制約を組み合わせることで、さらに安定した動作が期待できる。

さらなるコスト削減の工夫

plan モード強制に加えて、以下の設定も組み合わせると効果的。

  • スコープを明示する: 「このファイルのみ変更せよ」などの制限
  • 確認ポイントを設ける: 「各フェーズの完了前に確認を求めよ」
  • 出力形式を指定する: 不要な説明文の生成を抑制

まとめ

やること効果
CLAUDE.md に plan モード強制の1行を追加トークン 64% 削減、コスト 69% 削減、エラーゼロ
.claude/settings.json"defaultMode": "plan"全セッションで確実に plan モードを適用

Claude Code を本格活用している人ほど月額コストが気になるはず。CLAUDE.md への1行追加は設定コストがほぼゼロで効果が大きい、最もコスパの良い最適化のひとつと言えるだろう。