バフェット・コード

概要 金融庁 EDINET に開示された有価証券報告書の XBRL データを独自にパースし、企業財務データを一括取得・分析できる SaaS。個人投資家向けのスクリーニング機能から、機関投資家・エンジニア向けの API まで幅広く対応する。 主な機能 データアクセス方法 方法 概要 主な用途 Web UI ブラウザでスクリーニング・比較 個人投資家のリサーチ Web API REST API で財務データ取得 システム連携・自動化 スプレッドシート Google Sheets / Excel アドイン 定型レポート作成 MCP Server AI ツールからの直接アクセス Claude Code などとの連携 Python ライブラリ pip install buffett_code データ分析・Jupyter 取得できる主なデータ PER・PBR・ROE・ROIC 等の財務指標 時系列の貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書 スクリーニング(条件絞り込みによる銘柄抽出) MCP Server との連携 Claude Code などの AI ツールから直接バフェット・コードの財務データにアクセスできる MCP Server を提供。自然言語で「PBR が1倍以下でROEが10%以上の銘柄を探して」といった分析が可能になる。 関連ページ EDINET XBRL Python ガイド — EDINET XBRL の基礎と Python での処理 MCP — AI ツール連携のプロトコル ソース記事 バフェット・コード徹底分析 — EDINET XBRLを活用した企業分析SaaSの全貌 — 2026-04-07

2026年4月15日 · 1 分

財務分析の基礎指標

概要 企業の安全性・収益性・成長性を多角的に評価するための財務指標群。会社四季報の【財務】欄に掲載される8指標を中心に、投資判断の基礎として活用される。 四季報の8指標 指標 意味 判断の目安 ROE(自己資本利益率) 株主資本でどれだけ利益を生んだか 10%以上が目安。高いほど良いが過剰な自社株買いには注意 ROA(総資産利益率) 資産全体をどれだけ効率的に使ったか 5%以上が優良企業の目安 総資産 企業規模の把握 前期比増加は成長シグナル 自己資本 株主が出した資金の総額 増加は利益蓄積の証拠 自己資本比率 総資産に占める自己資本の割合 40%以上で安全、20%未満は注意 資本金 設立・増資時に払い込まれた金額 利益剰余金と合計が純資産の大部分 利益剰余金 これまでの利益の蓄積 増加トレンドが理想。マイナスは赤字蓄積 有利子負債 利息付き借金の総額 自己資本比を下回るが望ましい 安全な投資先を探す7チェックポイント 総資産の拡大トレンド確認 — 前期比増加は成長シグナル 自己資本比率が40%以上 — 40%未満は財務リスクに注意 利益剰余金のプラス確認 — マイナスは赤字累積(要注意) ROE 10%以上の持続性 — 単年でなく複数年の維持を確認 有利子負債 < 自己資本 — 超えていたら理由を確認 資本金と利益剰余金のバランス — 利益剰余金が大きいほど蓄積された実力 債務超過の確認 — 総資産 < 総負債なら即除外 関連指標 ROIC(投下資本利益率): ROE より正確な収益性評価。財務レバレッジの影響を受けない PER / PBR: 市場評価との比較。四季報の【株価】欄に掲載 データソース 四季報 Web / 四季報 Pro: スクリーニング機能で条件絞り込みが可能 バフェット・コード: EDINET データを活用した詳細財務分析 SaaS EDINET: 金融庁の有価証券報告書データベース(無料・機械読み取り可) 関連ページ バフェット・コード — EDINET データを活用した財務分析ツール EDINET XBRL Python ガイド — 財務データの取得・加工 ソース記事 四季報の財務欄から「安心な投資先」を探す7つのポイント — 2026-04-07 バフェット・コード徹底分析 — 2026-04-07

2026年4月15日 · 1 分

四季報(会社四季報)

概要 東洋経済新報社が年4回発行する上場企業の財務・業績情報誌。株式投資における基本的な情報ソースとして個人投資家から機関投資家まで幅広く活用される。Web 版(四季報 Web)や API 提供版(四季報 Pro)も提供されており、スクリーニング機能と組み合わせた定量的な銘柄選定に使われる。 財務欄の8指標 四季報の【財務】欄には以下の8つの数値が掲載される。 指標 意味 ROE(自己資本利益率) 株主資本に対する純利益の割合 ROA(総資産利益率) 総資産に対する純利益の割合 総資産 企業規模・投資規模の把握 自己資本 株主の出した資金(純資産)の合計 自己資本比率 総資産に占める自己資本の割合 資本金 設立・増資時に払い込まれた名目資本 利益剰余金 過去の純利益の蓄積(内部留保) 有利子負債 利息支払いを伴う借入金・社債の合計 安心な投資先を探す7チェックポイント 三菱UFJ eスマート証券「カブヨム」の四季報編集部解説をもとに整理した投資判断の視点。 総資産の増減とその要因 — 積極投資か借入依存かを確認する 自己資本比率の業種比較 — 高いほど財務が安定。業種平均との比較が重要 ROEと自己資本比率の組み合わせ — ROEが高くても自己資本が低い場合は過剰レバレッジの可能性 利益剰余金の増加トレンド — 持続的な利益蓄積を確認 有利子負債の水準 — 総資産有利子負債比率が高すぎる場合は注意 自己資本の増減理由 — 公募増資・第三者割当は希薄化要因になる場合がある 債務超過のリスク確認 — 2期連続債務超過は原則として上場廃止 補足指標:ROIC 最近注目される指標として ROIC(投下資本利益率)がある。 1 ROIC = 税引き後営業利益 ÷(自己資本 + 有利子負債) ROE・ROA より事業の実質的な収益力を測れるとされ、分母に「コストが発生する資本」だけを置く点が特徴。 活用ツール 四季報 Web: ブラウザでスクリーニング・企業比較 四季報 Pro: 機関投資家向けの詳細データ・API バフェット・コード: EDINET XBRL を活用した財務分析 SaaS。四季報データと連携した指標比較に有用 関連ページ 財務分析の基礎指標 — ROE・自己資本比率などの体系的な解説 バフェット・コード — EDINET データを活用した企業財務分析ツール ソース記事 四季報の財務欄から「安心な投資先」を探す7つのポイント — 2026-04-07

2026年4月15日 · 1 分

EDINET XBRL を Python で扱うガイド

概要 EDINET(Electronic Disclosure for Investors’ NETwork)は金融庁が運営する電子開示システムで、上場企業の有価証券報告書を XBRL 形式でダウンロードできる。edinet-xbrl ライブラリを使えば、複雑な XBRL 仕様を意識せずに Python でデータを抽出できる。 必要なもの EDINET API キー(EDINET API で取得) Python 3.x edinet-xbrl ライブラリ(pip install edinet-xbrl) 基本的な使い方 1 2 3 4 5 6 7 8 9 from edinet_xbrl.edinet_xbrl_parser import EdinetXbrlParser parser = EdinetXbrlParser() edinet_xbrl_object = parser.parse_file("path/to/file.xbrl") # 総資産の取得例 assets = edinet_xbrl_object.get_data_by_context_ref( "jppfs_cor:Assets", "CurrentYearInstant" ).get_value() 主要な財務タクソノミキー key 内容 jppfs_cor:Assets 総資産 jppfs_cor:NetSales 売上高 jppfs_cor:OperatingIncome 営業利益 jppfs_cor:OrdinaryIncome 経常利益 jppfs_cor は日本 GAAP 財務諸表のタクソノミ名前空間。context_ref の CurrentYearInstant は当期末時点を指す。 ...

2026年4月14日 · 1 分

バフェット・コード徹底分析 — EDINET XBRLを活用した企業分析SaaSの全貌

前回の記事で EDINET の XBRL データを Python で扱う方法を紹介した。今回は、その仕組みを活用して構築されている企業分析サービス「バフェット・コード」を分析し、何ができるのかを網羅的にまとめる。 バフェット・コードとは バフェット・コードは、EDINET(有価証券報告書)と TDNET(適時開示)の XBRL データをパースし、企業の財務情報をワンストップで分析できる SaaS サービスだ。バフェットコード株式会社が開発・運営している。 データパイプラインの流れは以下の通り: EDINET / TDNET から XBRL ファイルを取得 XBRL をパースして RDB に格納 過去データと株価を組み合わせて財務指標を算出 スクリーニング・比較用のデータセットを更新 このパイプラインの XBRL パース部分に、前回紹介した edinet_xbrl ライブラリが使われている。 Web アプリケーションでできること バフェット・コードの Web アプリ(buffett-code.com)では以下の機能が利用できる。 企業分析 財務データの閲覧: B/S(貸借対照表)、P/L(損益計算書)、C/S(キャッシュフロー計算書)を一覧表示 企業概況: 設立日、上場日、事業内容などの基本情報 役員一覧: 取締役・監査役の情報 大株主情報: 四半期ごとの大株主構成 セグメント情報: 事業セグメント別の業績データ 類似企業の表示: 同業他社の自動提案 スクリーニング・比較 条件検索: 財務指標(PER、PBR、ROE 等)でフィルタリング 企業比較: 複数企業の財務データを横並びで比較 株主検索: 特定の株主が保有する企業を検索 資料検索 横断検索: EDINET・TDNET の資料に加え、各社の決算説明資料や統合報告書も横断的に検索 CSV ダウンロード: 年間業績や各種指標のダウンロード Web API でできること バフェット・コードは REST API(v4)を提供しており、プログラムから財務データにアクセスできる。API の利用には有償契約が必要だが、テスト用 API キーも用意されている。 ...

2026年4月7日 · 2 分

四季報の財務欄から「安心な投資先」を探す7つのポイント — 自己資本の増減に注目

『会社四季報』の【財務】欄は、企業の安全性や収益性を見極めるための重要なセクションです。この記事では、三菱UFJ eスマート証券(旧 auカブコム証券)の「カブヨム」に掲載された四季報編集部による解説をもとに、財務欄から安心な投資先を探すための7つのポイントを整理します。 財務欄に載っている8つの数字 四季報の【財務】欄には以下の項目が掲載されています。 ROE(自己資本利益率) ROA(総資産利益率) 総資産 自己資本 自己資本比率 資本金 利益剰余金 有利子負債 これらの数字を組み合わせて読むことで、企業の「安全性」「収益性」「成長性」を多角的に評価できます。 ポイント1: 総資産で会社の規模を把握する 総資産は、会社の事業を行うための諸要素を合計したもので、貸借対照表(BS)の左側に記載されます。ただし、総資産が大きい=良い会社とは限りません。 総資産の増加が積極投資によるものなら前向き 有利子負債の増加が主因なら安全性の懸念 投資後の利益率が低下すれば収益性は悪化 総資産の増減を見る際は、ROA や自己資本比率とセットで確認しましょう。 ポイント2: 自己資本比率で安全性を測る 自己資本比率は、総資産に対する自己資本の割合です。 高い → 返済不要な資金の比率が大きく、財務的に安定 低い → 借入金への依存度が高く、景気悪化時にリスク ただし、自己資本比率が高すぎると ROE が低下する「安全性と効率性のトレードオフ」が存在します。業種ごとの平均値と比較して判断するのがポイントです。 ポイント3: ROE で稼ぐ力を見る ROE(自己資本利益率)は、純利益を自己資本で割った指標です。 1 ROE = 純利益 ÷ 自己資本 純利益が同額なら、自己資本が少ない会社ほど ROE は高くなる ROE が高い=優れた企業とは限らない(過度な借入で自己資本が小さいケースもある) 自己資本比率とセットで評価するのが重要 東証が求める「資本コストや株価を意識した経営」の流れの中で、ROE は特に注目される指標です。 ポイント4: 利益剰余金の蓄積をチェックする 利益剰余金は、毎年の純利益から配当金を差し引いた残りの累計です。 プラスで増加傾向 → 着実に利益を積み上げている マイナスに転落 → 過去の累積赤字が大きい状態 利益剰余金 ≠ 現預金(設備投資等に回されている) 利益剰余金がマイナスに膨らむと、自己資本そのものがマイナスとなる「債務超過」に陥ります。 ...

2026年4月7日 · 1 分