<?xml version="1.0" encoding="utf-8" standalone="yes"?><rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom" xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"><channel><title>AWS IAM on hdknr blog</title><link>https://hdknr.github.io/blogs/tags/aws-iam/</link><description>Recent content in AWS IAM on hdknr blog</description><generator>Hugo -- 0.157.0</generator><language>ja</language><lastBuildDate>Mon, 11 May 2026 00:00:00 +0000</lastBuildDate><atom:link href="https://hdknr.github.io/blogs/tags/aws-iam/index.xml" rel="self" type="application/rss+xml"/><item><title>RBAC 入門 — ロールベースアクセス制御の仕組み・ABAC との違い・実装例（AWS / Kubernetes）</title><link>https://hdknr.github.io/blogs/posts/2026/05/rbac-role-based-access-control/</link><pubDate>Mon, 11 May 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://hdknr.github.io/blogs/posts/2026/05/rbac-role-based-access-control/</guid><description>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;RBAC（Role-Based Access Control：ロールベースアクセス制御）とは、ユーザーに直接権限を与えず、ロールを介して権限を管理する仕組みです。&lt;/strong&gt; AWS の IAM、Kubernetes、GitHub、Microsoft 365 など、現代のほとんどのプラットフォームがこの考え方を基盤にしています。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;一言で言うと、「社員一人ひとりに鍵を渡すのではなく、役職ごとのマスターキーを管理する」仕組みです。本記事では RBAC の基本構造、必要性、ABAC との違い、AWS IAM・Kubernetes での実装例までをまとめます。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="rbac-の基本構造"&gt;RBAC の基本構造&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;RBAC は主に 3 つの要素の組み合わせで成り立っています。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ユーザー (User)&lt;/strong&gt; — システムを利用する個人&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ロール (Role)&lt;/strong&gt; — 「管理者」「編集者」「閲覧者」といった役割。権限の集合体&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;パーミッション (Permission)&lt;/strong&gt; — 「ファイルの読み取り」「データの削除」といった具体的な操作権限&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;ユーザーは直接パーミッションを持つのではなく、ロールを介して権限を獲得します。この「間接化」が RBAC の本質です。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;img alt="ユーザーがロールに割り当てられ、ロールがパーミッションを付与する RBAC の3階層モデル" loading="lazy" src="https://hdknr.github.io/blogs/images/rbac-structure.png"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="なぜ-rbac-が必要なのか"&gt;なぜ RBAC が必要なのか&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;従来の ACL ベースの管理（ユーザーごとにリソースの権限を個別に設定する方式）では、組織が大きくなるにつれて管理が破綻します。RBAC を導入することで、以下のメリットが得られます。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="1-管理の効率化"&gt;1. 管理の効率化&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;異動や入社があった際、個別に何十もの設定を変更する必要がなく、適切な「ロール」を割り当てるだけで済みます。退職時もロールを外せば一括で権限が剥奪されます。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="2-セキュリティの向上最小権限の原則"&gt;2. セキュリティの向上（最小権限の原則）&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;業務に必要な権限だけをセットにしたロールを作成することで、過剰な権限付与によるリスクを防げます。最小権限の原則（Principle of Least Privilege）を組織的に実現する手段として最も普及しているのが RBAC です。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="3-コンプライアンスの強化"&gt;3. コンプライアンスの強化&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;「誰がどのような権限を持っているのか」をロール単位で把握できるため、監査が容易になります。SOC 2、ISO 27001、PCI DSS などのコンプライアンス監査では、アクセス権限のレビューが必須項目になっており、RBAC ベースの設計だとレポート作成が圧倒的に楽になります。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="具体例ドキュメント管理システム"&gt;具体例：ドキュメント管理システム&lt;/h2&gt;
&lt;table&gt;
&lt;thead&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;th&gt;ユーザー&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;割り当てられたロール&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;実行できる操作 (パーミッション)&lt;/th&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;/thead&gt;
&lt;tbody&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;td&gt;&lt;strong&gt;佐藤さん&lt;/strong&gt;&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;&lt;strong&gt;管理者 (Admin)&lt;/strong&gt;&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;作成、編集、削除、ユーザー追加&lt;/td&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;td&gt;&lt;strong&gt;鈴木さん&lt;/strong&gt;&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;&lt;strong&gt;編集者 (Editor)&lt;/strong&gt;&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;作成、編集&lt;/td&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;td&gt;&lt;strong&gt;高橋さん&lt;/strong&gt;&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;&lt;strong&gt;閲覧者 (Viewer)&lt;/strong&gt;&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;閲覧のみ&lt;/td&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;/tbody&gt;
&lt;/table&gt;
&lt;p&gt;もし鈴木さんが管理者に昇進した場合、鈴木さんの設定を一つずつ変えるのではなく、付与するロールを「編集者」から「管理者」へ切り替えるだけで、すべての権限が更新されます。&lt;/p&gt;</description></item></channel></rss>