Claude Code

概要 Anthropic が開発する CLI ベースの AI コーディングエージェント。ターミナル上で対話しながらコードの読み書き、ファイル操作、git 操作、テスト実行などを行える。 主な特徴 CLI ネイティブ: ターミナルで直接対話(IDE 拡張版も提供) ツール統合: ファイル読み書き、Bash 実行、Grep/Glob 検索、Web 検索等 CLAUDE.md: プロジェクトごとのルール・設定ファイル(圧縮後も再読み込みされる) サブエージェント: 複雑なタスクを並列エージェントに委任可能 スキル/フック: カスタムワークフローの定義と自動化 コンテキスト管理 5段階の圧縮カスケードでコンテキストウィンドウを管理する: Microcompact → Context Collapse → Session Memory → Full Compact → PTL Truncation 詳細: コンテキスト圧縮 LLM Wiki との関連 Karpathy は Claude Code を LLM Wiki の実行環境として使用。「左画面に Claude Code、右画面に Obsidian」というワークフローを実践。 関連ページ コンテキスト圧縮 — Claude Code のコンテキスト管理戦略 LLM Wiki パターン — Claude Code を活用した知識管理パターン AutoAgent — Claude Code をメタエージェントとして活用可能 ソース記事 Claude Code のコンテキスト圧縮戦略 — 2026-04-02 Karpathy の LLM Wiki — 2026-04-05

2026年4月6日 · 1 分

コンテキスト圧縮

概要 LLM のコンテキストウィンドウには上限がある。会話が長くなると古い情報を捨てるか圧縮する必要があり、その戦略設計は AI コーディングエージェントの中心課題。 Claude Code の5つの圧縮戦略 軽量な処理から順にカスケードとして適用される: Microcompact — 古いツール結果を時間ベースで消去(API 呼び出し不要) Context Collapse — 会話の部分範囲を要約で置換(直近の文脈は保持) Session Memory — 重要情報を別ファイルに永続化(/compact 手動実行時にも使用) Full Compact — 履歴全体を包括的に要約(auto-compact: 約33Kトークンのバッファ残し) PTL Truncation — 最も古いメッセージ群を切り落とす最終手段 カスケードの流れ ツール結果バジェッティング → Microcompact → Context Collapse → Full Compact → PTL Truncation 実用的な対策 タスクの区切りで /compact を手動実行する 圧縮で失われたくない情報は CLAUDE.md に記載する 異なるタスク間では /clear でリセットする 大きな出力はサブエージェントに委任する 関連ページ Claude Code — この圧縮戦略を実装しているツール LLM Wiki パターン — 知識の永続化という関連アプローチ ソース記事 Claude Code のコンテキスト圧縮戦略 — ソースコードから見える5つのアプローチ — 2026-04-02

2026年4月6日 · 1 分

claw-code-local — Claude Code風のAIコーディングエージェントをローカルLLMで動かす

Claude Code ライクなターミナル AI コーディングエージェントを、Anthropic API なしでローカル LLM で動かせる「claw-code-local」が登場しました。Rust で実装された軽量・高速なツールで、Ollama や LM Studio など好みの LLM バックエンドを自由に選べます。 claw-code-local とは claw-code-local は、Claude Code のアーキテクチャをクリーンルーム方式(既存コードを参照せず仕様から独自に再実装する手法)で作られた「Claw Code」のフォークです。ローカル LLM や任意の OpenAI 互換エンドポイントに接続できるよう拡張されています。 オリジナルの Claw Code は Rust で書かれたマルチプロバイダー API レイヤーを持っていましたが、実際のバイナリにはその機能が組み込まれていませんでした。claw-code-local はこの部分を修正し、Ollama、LM Studio、OpenAI、xAI など様々なプロバイダーに接続できるようにしています。 主な特徴 ローカル LLM 対応: Ollama、LM Studio、その他 OpenAI 互換エンドポイントで動作 Rust 実装: 軽量・高速なバイナリ マルチプラットフォーム: Windows、Linux、macOS に対応 コストゼロ: ローカル LLM を使えば API 費用が不要 プライバシー保護: コードが外部サーバーに送信されないため、機密情報の漏洩リスクを低減 セットアップ手順 1. リポジトリのクローンとビルド 1 2 3 git clone https://github.com/codetwentyfive/claw-code-local.git cd claw-code-local/rust cargo build -p rusty-claude-cli --release ビルド後のバイナリは以下に生成されます: ...

2026年4月5日 · 2 分

Anthropic Conway とは — 24時間稼働する常駐型AIエージェントの全貌

Anthropic が開発中の常駐型AIエージェント「Conway」のリーク情報が話題になっています。従来のチャットベースのやり取りとは異なり、24時間バックグラウンドで稼働し続けます。いわば「AI従業員」として機能する次世代エージェント環境です。 Conway の概要 Conway は、Anthropic が内部テスト中の常駐型(Always-On)AIエージェント環境です。TestingCatalog が 2026年4月にスクープし、その存在が明らかになりました。ユーザーのシステムやブラウザ上にサイドバーとして常駐し、ユーザーが操作していなくても裏側で継続的にタスクを実行できます。 Claude がこれまで提供してきた「対話型アシスタント」から、「自律的に業務を遂行するエージェント」への進化を示すプロダクトと位置づけられています。 主な特徴 Always-On(常時稼働) Conway の最大の特徴は、ユーザーが待機していなくてもバックグラウンドで常に稼働し続ける点です。従来の Claude のようにプロンプトを送って応答を待つワンショット型ではなく、永続的なプロセスとして動作します。 Webhook 連携 外部アプリケーションからの通知をトリガーに自動実行が可能です。Webhook セクションでは、外部サービスがインスタンスを起動するためのパブリック URL が提供されます。サービスレベルのトグルでトリガーのオン・オフを制御できます。例えば以下のようなユースケースが考えられます: メール受信時に自動で要約・分類 GitHub の Issue 作成をトリガーに調査を開始 Slack のメンション通知をきっかけに対応を自動化 ブラウザ操作と Claude Code 連携 Conway は Chrome ブラウザの操作が可能で、Web上のマルチステップタスクを自律的に処理できます。また、Claude Code(リーク情報では「Epitaxy」というコードネームも言及)との連携も備えており、コーディングタスクも自動化の範囲に含まれます。 独自拡張規格「.cnw」 Anthropic は Extensions エリアを準備しており、ユーザーがカスタムツール、UIタブ、コンテキストハンドラをインストールできるようになります。.cnw.zip ファイルのドロップに対応した独自の拡張パッケージ規格が用意されており、サードパーティのアドオンフレームワークとしての展開が見込まれます。 技術的なアーキテクチャ リーク情報から判明している Conway の構成要素は以下の通りです: コンポーネント 説明 独立 UI インスタンス サイドバー形式で常駐 Webhook エンドポイント 外部サービスからのイベント受信 ブラウザ操作 Chrome を通じた Web 操作 Claude Code 連携 コーディングタスクの自動実行 通知システム タスク完了等の通知送信 Extensions .cnw 形式のプラグイン機構 既存ツールとの違い 現在の Claude Desktop や Claude Code は、いずれもユーザーの入力をトリガーとして動作する対話型ツールです。Conway はこれらとは異なり、外部からのイベント(通知やスケジュール)をトリガーに自律的に動くエージェントとして位置づけられます。 ...

2026年4月3日 · 1 分

Claude Code 開発で機能が静かにデグレードする — 出力品質テストで防ぐ方法

Claude Code でリファクタリングや新機能追加を行うと、既存機能の出力品質が意図せず劣化することがある。機能は正しく動いておりテストも通るが、ユーザーが期待する情報が出力から消えている。この記事では、実際に遭遇した「静かなデグレード」の事例と、出力仕様テストによる対策を紹介する。 何が起きたか 日本株・BTC のトレーディングシステムで、日次の投資提案を GitHub Issues に自動投稿している。このシステムにポートフォリオ統合最適化機能を追加した際、以下の流れで問題が発生した。 統合最適化機能を追加。成功時は 1 つの統合 Issue に「市場概要」「総評」を含む詳細な分析を出力する設計 失敗時のフォールバックとして、銘柄別 Issue + サマリー Issue を作成するパスも実装 テスト全パス、PR マージ ある日、ポートフォリオ最適化が失敗しフォールバックが発動 サマリー Issue を見るとポートフォリオ一覧とリンクテーブルだけ — 「結局ホールドすべき?買うべき?」がわからない 統合パスには存在する「銘柄横断の総評」が、フォールバックパスでは最初から実装されていなかった。しかしテストは両方とも通っていた。 サマリー Issue の Before / After デグレード状態(修正前): 1 2 3 4 5 6 7 # 2026-04-03 総合投資評価 ## 現在のポートフォリオ (ポジション一覧テーブル) ## 銘柄別計画 (リンクテーブル) ## 子課題チェックリスト (チェックボックス一覧) 修正後: ...

2026年4月3日 · 3 分

Claude Code のコンテキスト圧縮戦略 — ソースコードから見える5つのアプローチ

Claude Code のソースコードから、会話が長くなったときのコンテキスト圧縮方法が5種類あることが明らかになった。コンテキストウィンドウの管理は AI コーディングエージェントにおける中心課題であり、Anthropic のエンジニアがかなりの時間をかけて取り組んでいる領域だ。 5つの圧縮戦略 1. Microcompact — 古いツール結果の時間ベース消去 時間経過に応じて古いツール実行結果(ファイル読み取り、grep 結果、bash 出力など)を自動的に消去する戦略。API 呼び出しを発生させず、キャッシュされたコンテンツをローカルで直接編集する軽量な処理だ。 ツール結果は会話中で最も大きなトークンを占めるが、時間が経つにつれて重要度は下がる。この戦略により、最新のやり取りに集中しつつトークン消費を抑えられる。 2. Context Collapse — 会話の部分要約 会話の特定の範囲を要約で置き換える戦略。長い対話セクションを圧縮された要約に変換し、セマンティックな意味を保持しながらトークン消費を削減する。 全体を要約するのではなく「部分的に」要約するため、直近の文脈はそのまま保持される点がポイントだ。 3. Session Memory — 重要な文脈のファイル抽出 重要な情報を別ファイルに永続化する戦略。完了した作業、進行中の作業、関連ファイル、次のステップなどの重要な詳細を抽出し、会話の全履歴をアクティブメモリに保持せずに参照できるようにする。 Claude Code の /compact コマンドを手動で実行した際にも、この仕組みが活用される。要約には以下の情報が保持される: 何が完了したか 現在進行中の作業 関連するファイル 次のステップ ユーザーの重要なリクエストや制約 4. Full Compact — 履歴全体の要約 会話履歴全体を包括的に要約する戦略。コンテキストウィンドウが限界に近づき、大量の対話が蓄積された場合に有用だ。 自動圧縮(auto-compact)は、コンテキストウィンドウに対して約33,000トークンのバッファを残すタイミングで発動する。200Kトークンのウィンドウであれば、約167Kトークンを使用した時点がトリガーとなる。 連続する自動圧縮の失敗が3回を超えると、そのセッションでの圧縮は無効化される(MAX_CONSECUTIVE_AUTOCOMPACT_FAILURES = 3)。この定数は autoCompact.ts に定義されており、かつて1,279セッションで50回以上の連続失敗(最大3,272回)が発生し、日あたり約250,000回のAPI呼び出しが無駄になっていた問題を解決するために導入された。 5. PTL Truncation(Past Turn Limiting) — 古いメッセージ群の切り捨て トークン圧力が臨界に達した際に、最も古いメッセージ群を切り落とす戦略。最近の文脈を優先し、過去のやり取りを犠牲にする最終手段だ。 コンテキスト圧力のカスケード これらの5つの戦略に加え、ツール結果の割り当て制御(バジェッティング)がカスケードの最初の段階として存在する。各戦略は個別に動作するのではなく、軽量な処理から順に段階的なカスケードとして機能する: ツール結果バジェッティング → Microcompact → Context Collapse → Full Compact(Auto Compact)→ PTL Truncation 軽量な処理から順に適用され、それぞれの段階で何を保持し何を破棄するかの基準が異なる。 ...

2026年4月2日 · 1 分

Claude Code + Self-hosted Runner: 「Auto mode is unavailable for your plan」エラーの原因と対処

症状 GitHub Actions の self-hosted runner で claude --print を使った自動処理が突然動かなくなった。 claude CLI failed (rc=1): stdout=Auto mode is unavailable for your plan すべてのエージェント呼び出し(researcher, risk, portfolio optimizer)が同じエラーで失敗し、日次の投資提案が生成されなくなった。 ローカルで claude --print "hello" を実行すると正常に動作する。claude auth status でも Max プランで認証済みと表示される。 原因 2つの問題が重なっていた。 1. OAuth トークンの期限切れ(副次的問題) ワークフローで CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN 環境変数に 期限切れの OAuth トークン を GitHub Secrets から渡していた。 1 2 3 4 # daily-proposal.yml - name: 日次投資提案を生成 env: CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN: ${{ secrets.CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN }} # ← 2月に設定したまま GitHub Secrets のトークンは静的で自動更新されない ローカルでは環境変数未設定のため、キーチェーンから有効なトークンが自動取得されて動作していた 2. Opus の auto mode 制限(真の原因) claude --print はデフォルトで auto mode(ツール自動承認)で動作する。Max プランで Opus モデルの auto mode が制限されたため、トークンが有効でも Opus では --print が使えなくなっていた。 ...

2026年3月31日 · 2 分

Claude Code の sensitive file チェックを回避する — git worktree の配置場所を .claude/ の外に移す

Claude Code の auto モードでブログ記事作成を完全自動化しようとしたところ、.claude/ ディレクトリ配下のファイルへの書き込みで毎回同意を求められる問題に遭遇しました。原因と対処法を記録します。 問題:.claude/ 配下は sensitive file 扱い Claude Code には、.claude/ ディレクトリ内のファイルを「sensitive file」(設定やスキル定義など、ツールの動作に影響する重要ファイル)として扱う組み込みのセキュリティチェックがあります。settings.local.json の permissions.allow に Write/Edit の許可パターンを追加しても回避できません。sensitive file チェックは permissions とは別レイヤーで動作するためです。 実際に発生したメッセージ: Claude requested permissions to edit .claude/temp/pr_body.md which is a sensitive file. 背景:ブログ記事作成の自動化ワークフロー このブログでは /blog スキルで記事作成から PR 作成まで自動化しています。ワークフローの概要: git worktree を作成してブランチを切る worktree 内に記事ファイルを作成 Hugo ビルド確認 コミット・プッシュ PR 本文ファイルを書き出し、gh pr create --body-file で PR 作成 ソース元に PR リンクを追記 問題が起きたのはステップ 5 です。PR 本文ファイル(pr_body.md)を .claude/temp/ に Write ツールで書き込もうとすると、sensitive file チェックに引っかかります。 ...

2026年3月31日 · 2 分

Claude Code のソースコードが npm のソースマップから全公開された件

2026年3月31日、Anthropic の Claude Code でソースコード漏洩インシデントが発生しました。npm レジストリに含まれたソースマップファイル(.map)を通じて、ソースコード全体が公開された形です。 何が起きたのか セキュリティ研究者の Chaofan Shou 氏が、@anthropic-ai/claude-code パッケージのバージョン 2.1.88 に、本来デバッグ用の 59.8MB のソースマップファイルが含まれていることを発見しました。このソースマップには、Anthropic の Cloudflare R2 ストレージバケット上の zip アーカイブへの参照が含まれていました。そこから完全な TypeScript ソースコードを復元できる状態だったのです。 数時間以内に、約 512,000 行・約 1,900 ファイルの TypeScript コードベースが GitHub にミラーされ、多数の開発者によって分析が行われました。 ソースマップとは ソースマップ(.map ファイル)は、ミニファイ(コードの圧縮・難読化)やバンドルされた JavaScript を元のソースコードにマッピングするためのファイルです。開発時のデバッグを容易にする目的で生成されますが、プロダクションビルドに含めると、元のソースコード全体が読み取り可能な形で公開されてしまいます。 なぜ漏洩したのか Claude Code は Bun をランタイムおよびバンドラーとして使用しています。ビルド設定でソースマップ生成が有効化されていました。しかし、.npmignore や package.json の files フィールドで .map ファイルを除外する設定が漏れていたことが原因です。公開された npm パッケージには cli.js.map が含まれ、その sourcesContent フィールドにバンドル対象の全 .ts / .tsx ファイルがそのまま格納されていました。 ソフトウェアエンジニアの Gabriel Anhaia 氏は次のように指摘しています。「.npmignore や package.json の files フィールドの設定ミス一つで、すべてが公開されてしまう」 ...

2026年3月31日 · 1 分

Claude Code を Ollama でローカル無料実行する方法

Claude Code がローカル LLM で無料実行できるようになった。Ollama を使えば、API 料金なしで Claude Code のインターフェースを活用できる。 背景 Claude Code は Anthropic が提供する CLI ベースの AI コーディングアシスタントだ。通常は Anthropic API を通じて利用するため、API 使用料が発生する。しかし Ollama v0.14.0 以降で Anthropic Messages API 互換のエンドポイントが実装され、ローカル LLM を Claude Code のバックエンドとして使えるようになった。 2026年1月にリリースされた Ollama v0.15 では ollama launch claude コマンドが追加され、セットアップがさらに簡単になっている。 セットアップ手順 方法1: ollama launch(推奨・v0.15 以降) Ollama v0.15 で追加された ollama launch コマンドを使えば、環境変数の設定なしでワンコマンドで起動できる: 1 ollama launch claude モデルを指定する場合: 1 ollama launch claude --model qwen3-coder 方法2: 環境変数を手動設定(v0.14 以降) 1. Ollama のインストール macOS/Linux の場合は以下のコマンドでインストールできる。macOS では公式サイトのインストーラーも利用可能: ...

2026年3月31日 · 1 分