MCP (Model Context Protocol)

概要 Anthropic が主導する、AI モデルと外部システムの連携のためのオープンプロトコル。Claude Code、Cursor など主要 AI ツールで採用が進み、AWS、GitHub、Google Workspace など主要プラットフォームが MCP Server を公開。 特徴 ベンダーロックインを避けた相互運用性 ツール定義の標準化(JSON Schema ベース) サブミリ秒レイテンシでの動作 関連ページ AI エージェント — MCP を利用してツール連携するシステム Claude Code — MCP の主要クライアント実装 ソース記事 SD 2026年4月号 — 2026-03

2026年4月6日 · 1 分

AI疲れへのアンサー: Claude Code のハーネス機能は本当に必要か

「AI疲れ」という言葉が広がる中、Claude Code のハーネス機能(Skill, Agent, MCP, Memory)は不要であり、シンプルな CLI で十分だという主張が話題になっている。この議論の論点を整理し、実際の開発現場での実用性を考察する。 話題の発端 Kai Aoki 氏(@kaixaoki)が X で投稿した「AI疲れしてる各位に贈るアンサー」が注目を集めた(2026年3月時点で 531 いいね、462 ブックマーク、約9.8万表示)。 主張は以下の4点: ドキュメントが全て — コードや設定よりもドキュメントが最重要 Skill, Agent, MCP, Memory 全て不要 — CLI で解決可能 ハーネス独自機能は全て不要 — 物理マシン/VM で隔離せよ 賢いモデルがいずれ全てを解決する — 機能追加より待つべき さらに「特に Claude Code はハーネスを複雑化してロックインし、虚業を生み出しているので Evil」と結論づけている。 各論点の検討 ドキュメントが全て これは多くの開発者が同意できる主張だ。CLAUDE.md や README に適切な情報を書いておけば、AI エージェントは文脈を理解して適切に動作する。実際、Claude Code の公式ドキュメントでも「CLAUDE.md に何を書くか」が最も重要な設定項目として紹介されている。 ただし、ドキュメントだけでは解決しづらい課題もある。繰り返しのワークフロー自動化や、外部サービスとの連携は、仕組みとして定義した方が効率的なケースがある。 Skill/Agent/MCP/Memory は不要か シンプルな使い方なら不要というのは正しい。1ファイルのバグ修正やコードレビューに Skill や Agent は必要ない。 一方、以下のようなケースではこれらの機能が実用的な価値を持つ: Skill: 定型作業(ブログ記事作成、PR レビュー、デプロイ手順)を毎回説明する手間を省く Agent: 並列タスク実行(ファクトチェックと SEO 分析の同時実行など) MCP: 外部 API やデータベースへのアクセスを安全に管理する Memory: プロジェクト固有の慣習やユーザーの好みを会話をまたいで保持する 要は「必要な人には必要、不要な人には不要」という当たり前の結論になる。問題は、これらの機能がオプトインであるかどうかだ。Claude Code ではいずれも使わなければ存在しないのと同じであり、強制されるものではない。 ...

2026年3月26日 · 1 分

Agent Plugins for AWS: Claude Code から AWS アーキテクチャ設計・デプロイまで一気通貫

AWS が「Agent Plugins for AWS」を公開しました。AI コーディングエージェント(Claude Code や Cursor など)に、AWS のアーキテクチャ設計からデプロイ実行までの能力を組み込むオープンソースのプラグインライブラリです。 Agent Plugins for AWS とは Agent Plugins for AWS は、AWS Labs が開発・公開したオープンソースプロジェクトです。コスト見積もり、Infrastructure as Code(IaC)の生成、デプロイといった AWS 固有のスキルセットを AI エージェントに追加できます。 プラグインは以下の要素で構成されています: Agent Skills: 複雑なタスクをステップバイステップで実行するワークフロー。デプロイやアーキテクチャ設計のベストプラクティスを手順として組み込んだもの MCP サーバー: 外部サービス、ドキュメント、料金データなどへのリアルタイム接続 Hooks: 開発者のアクションに対するバリデーションやガードレール deploy-on-aws プラグイン 現時点で提供されている主要プラグインが deploy-on-aws です。「deploy to AWS」と指示するだけで、以下の 5 ステップを自動実行します: コードベースの分析: アプリケーションの構成・依存関係を解析 AWS サービスの推奨: 最適な AWS サービスを理由付きで提案 コスト見積もり: 推奨構成の月額コストを試算 IaC の生成: CDK または CloudFormation でインフラコードを生成 デプロイ実行: ユーザーの確認後にデプロイ AWS によると、従来は数時間かかっていたデプロイフローが約 10 分で完了するとのことです。 Claude Code へのインストール Claude Code では、プラグインマーケットプレイス経由でインストールします: ...

2026年3月25日 · 1 分

Claude Codeで「専門家チーム」を構築する:カスタムエージェントとCoworkの活用法

前回の記事では、NotebookLM を使って「20人の専門家チーム」を構築する方法を紹介しました。この記事では、同じ考え方を Claude Code や Cowork で実現する方法を解説します。 NotebookLM と Claude Code の発想の違い NotebookLM は「入れた資料だけを根拠に回答する」ことが強みです。テーマごとにノートブックを分けることで、各ノートブックが「専門家」として機能します。 Claude Code でも同じアプローチが取れます。さらに、コード実行・ファイル編集・外部ツール連携ができるため、「相談する」だけでなく「調査して、コードを書いて、PR を作成する」ところまで一気通貫で任せられます。 観点 NotebookLM Claude Code 専門家の定義 ノートブック + ソース .claude/agents/ + ナレッジ 知識の投入 PDF / Web / Fast Research MCP / ローカルファイル / WebSearch 同時相談 手動で切替 Cowork / Agent Teams で並行実行 引用元表示 自動リンク ファイルパス・行番号 強み 非技術者でも簡単 コード実行・ファイル編集が可能 方法1: カスタムエージェント(.claude/agents/) 最もシンプルで NotebookLM の「専門家ノート」に直接対応する方法です。 カスタムエージェントの仕組み .claude/agents/ ディレクトリに Markdown ファイルを置くだけで、専門エージェントが定義できます。各ファイルにはそのドメインの専門知識・指示・参照先を書きます。 1 2 3 4 5 .claude/agents/ ├── marketing-expert.md # マーケティング専門家 ├── legal-advisor.md # 法務アドバイザー ├── seo-advisor.md # SEO アドバイザー └── fact-checker.md # ファクトチェッカー エージェント定義ファイルの書き方 Markdown ファイルの先頭に YAML フロントマターでメタ情報を定義し、本文にシステムプロンプトを書きます。詳細は 公式ドキュメント を参照してください。 ...

2026年3月25日 · 3 分

Claude Desktop Preview: 画面クリックでDOM要素を直接指定してUI修正できる新機能

Claude Desktop の Preview 機能に、画面上の要素をクリックするだけで DOM 要素を直接指定できる機能が追加されました。「ヘッダー右のボタンの…」のような言葉での説明が不要になり、フロントエンド開発のワークフローが大きく変わります。 概要 Claude Code の開発者である Lydia Hallie 氏が X で紹介したこの機能では、Claude Desktop の Preview パネルで実行中のアプリをプレビューしながら、修正したい UI 要素をクリックで指定できます。 クリックすると Claude は以下の情報を自動的に取得します: HTML タグ名 CSS クラス 主要なスタイル 周辺の HTML 構造 クロップされたスクリーンショット React アプリの場合は以下の情報も取得されます: ソースファイルのパス コンポーネント名 Props の情報 使い方 Claude Desktop で Preview パネルを開く 修正したい部分をクリックする 「ここを青にして」のように指示する これだけで Claude が該当要素を特定し、コードを修正してくれます。 活用シーン デザイン修正の高速化: 色、サイズ、レイアウトの微調整をクリック+自然言語で即座に反映 非エンジニアによる UI 変更: コードを読めなくても、画面を見ながら変更指示が可能 バグ箇所の特定: 表示がおかしい要素をクリックするだけで、該当コンポーネントとソースファイルを特定 技術的な仕組み Preview 機能の裏側では、.claude/launch.json で定義された開発サーバーが起動し、ヘッドレスブラウザと接続されます。Claude はスクリーンショット撮影、DOM 検査、クリックシミュレーション、ネットワーク監視などを直接実行できます。 ユーザーが要素をクリックすると、その要素のメタデータ(セレクタ、タグ、テキスト、ソース位置)が Claude Code のセッションコンテキストに自動的に注入される仕組みです。 ...

2026年3月23日 · 1 分

iOS開発が完全自動化される時代が来た:オープンソースmacOSアプリ「Blitz」とは

AI エージェントが iOS アプリ開発を丸ごと自動化するオープンソースツール「Blitz」が公開された。ビルドからテスト、App Store 提出まで、これまで手作業だった工程を AI に任せられる時代が到来しつつある。 Blitz とは Blitz は、AI エージェントに iOS 開発ライフサイクルの完全な制御を与えるネイティブ macOS アプリケーション。シミュレーター/iPhone の管理、データベース設定、App Store Connect への提出まで、開発に必要な一連の操作を AI エージェントが実行できる。 GitHub リポジトリ: blitzdotdev/blitz-mac(Apache-2.0 ライセンス) 主な特徴 MCP サーバーによる AI 連携 Blitz には MCP(Model Context Protocol)サーバーが組み込まれており、Claude Code をはじめとする MCP クライアントからアプリのビルド、テスト、App Store への提出が可能になる。 自動化される範囲 コード署名とビルド: Xcode プロジェクトのビルドを AI が実行 テスト実行: シミュレーターや実機でのテストを自動化 App Store メタデータ: アプリの説明やスクリーンショットの管理 App Store 提出: App Store Connect API を通じた申請処理 iPhone MCP 関連プロジェクトとして iPhone-mcp も公開されている。AI が実際の iPhone を操作してアプリをテストし、バグを発見できる仕組みだ。 セキュリティとプライバシー MCP サーバーは 127.0.0.1 にのみバインドされ、外部ネットワークには公開されない 連絡先、写真、位置情報などの個人データにはアクセスしない 画面キャプチャは iOS シミュレーターウィンドウに限定 ネットワーク通信は Apple の App Store Connect API と GitHub のリリース API(更新チェック用)のみ 技術スタック SwiftUI で構築されたシングルターゲットアプリ Swift Package Manager によるビルド CLAUDE.md ファイルによるアーキテクチャドキュメントが整備されている iOS 開発の未来 従来の iOS 開発では、Xcode での手動操作が多くの時間を占めていた。Blitz のようなツールが成熟すれば、開発者はアプリのロジックや UX 設計に集中し、ビルド・テスト・提出といった反復的な作業は AI に委ねるワークフローが一般的になるかもしれない。 ...

2026年3月22日 · 1 分

MCP のセキュリティが OAuth 2.1 で大幅進化:AI エージェントと社内データを安全に接続する仕組み

AI エージェントが外部ツールやデータソースに安全にアクセスするための標準プロトコル「MCP(Model Context Protocol)」が、OAuth 2.1 ベースの認証・認可フレームワークを導入し、エンタープライズ環境での採用が加速しています。本記事では、MCP の認可仕様の仕組みと、企業導入における設計ポイントを解説します。 MCP とは MCP(Model Context Protocol)は、AI アシスタントがツール、データソース、サービスといった外部リソースに接続するための標準プロトコルです。Anthropic が提唱し、オープンな仕様として公開されています。 MCP を使うことで、AI エージェントは以下のようなことが可能になります: 社内データベースへのクエリ実行 外部 API の呼び出し ファイルシステムの操作 各種 SaaS サービスとの連携 OAuth 2.0 から 2.1 へ:何が変わったのか OAuth 2.1 は OAuth 2.0 の後継仕様であり、これまで個別の RFC やベストプラクティスとして散在していたセキュリティ強化策を統合したものです。MCP がベースとする OAuth 2.1 では、以下の重要な変更が含まれています: 変更点 内容 PKCE 必須化 全クライアント(パブリック・コンフィデンシャル両方)で必須に Implicit フロー廃止 アクセストークンが URL フラグメントに露出するリスクを排除 リフレッシュトークンのローテーション パブリッククライアントでのトークン漏洩時の影響を軽減 リダイレクト URI の厳密一致 ワイルドカードによるオープンリダイレクト攻撃を防止 つまり、OAuth 2.1 は「新機能の追加」というより、OAuth 2.0 時代に発見された攻撃手法への対策を標準に組み込んだものです。 MCP の認可アーキテクチャ MCP の認可仕様では、OAuth 2.1 をベースに、AI エージェント特有の要件に対応した複数の仕組みを組み合わせています。 ...

2026年3月22日 · 2 分

Claude Code Channels で変わる AI 開発ワークフロー:OpenClaw との組み合わせが最適解か

2026 年 3 月 20 日、Anthropic が Claude Code の新機能「Channels」をリサーチプレビューとしてリリースしました。Telegram や Discord から Claude Code セッションにメッセージを送り、PC 上で開発タスクを実行させることができる機能です。この記事では Claude Code Channels の概要と、OpenClaw と組み合わせた AI 開発ワークフローの可能性について紹介します。 Claude Code Channels とは Claude Code Channels は、MCP(Model Context Protocol)サーバーを通じて外部のメッセージングプラットフォームから Claude Code のセッションにイベントをプッシュする仕組みです。従来の「ターミナルの前に座って対話する」同期的なモデルから、非同期的にどこからでも AI エージェントに指示を出せるモデルへの転換を実現します。 主な特徴 双方向チャットブリッジ: Telegram や Discord からメッセージを送ると、Claude Code が読み取って処理し、同じチャネルに返信を返す ローカル実行: 開発作業は自分の PC 上で実行される。ファイルアクセスやコマンド実行はすべてローカル MCP ベース: Anthropic が推進するオープンプロトコル MCP 上に構築 プラグイン方式: Telegram・Discord が公式プラグインとして提供され、カスタムチャンネルの自作も可能 セットアップの流れ(Telegram の場合) Telegram の BotFather で新しいボットを作成しトークンを取得 Claude Code でプラグインをインストール: /plugin install telegram@claude-plugins-official トークンを設定: /telegram:configure <token> Channels を有効にして Claude Code を起動: 1 claude --channels plugin:telegram@claude-plugins-official Telegram でボットにメッセージを送りペアリングコードを取得、Claude Code で承認 動作要件 Claude Code v2.1.80 以上 Bun ランタイム(Node.js では動作しない点に注意) claude.ai ログイン認証(API キー認証は未対応) Team/Enterprise プランでは管理者による有効化が必要 OpenClaw とは OpenClaw はオーストリアの開発者 Peter Steinberger が開発した、オープンソースの自律型 AI エージェントです。2026 年初頭に 72 時間で GitHub スター 60,000 を獲得するなど爆発的に普及しました。 ...

2026年3月21日 · 2 分

Anthropic AI Academy: Claude を体系的に学べる無料公式コース

Anthropic が公式の学習プラットフォーム「Anthropic Academy」を無料公開しました。Claude Code、API、MCP、エージェントスキルなど、13コースが完全無料で受講でき、修了証も取得可能です。 Anthropic Academy とは Anthropic Academy は、Anthropic が提供する公式のセルフペース学習プラットフォームです。AI の基礎から本番レベルの API 開発まで、3つのラーニングトラックで構成されています。 登録: メールアドレスのみ(クレジットカード不要) 費用: 完全無料 修了証: コース完了時に取得可能(LinkedIn プロフィールに追加可) 3つのラーニングトラック 1. AI Fluency(AI リテラシー) コードを書かずに AI を理解したい人向けのトラックです。 Claude 101 — Claude の基本機能とプロンプティングの基礎 AI Fluency: Framework & Foundations — AI の中核概念を学ぶ AI Fluency for educators — 教育者向け AI Fluency for students — 学生向け AI Fluency for nonprofits — 非営利団体向け Teaching AI Fluency — インストラクター向けの教授法 2. Product Training(プロダクト連携) Claude を業務ワークフローに組み込みたいプロフェッショナル向けです。 ...

2026年3月14日 · 1 分

SaaS is Dead? AIに代替される層と残り続ける層

Anthropic CEOが「ClaudeはSaaSの専門領域を代替できる」と発言したことを引き金に、SaaS株の暴落も重なって「SaaS is Dead」論が再燃している。マネーフォワードの武田氏がこの話題について見解を述べており、総じて同意できる内容だった。結論としては「全部が死ぬわけではなく、AIに代替される層と、人間や専門家でなければ担えない層に分かれる」というものだ。 なぜ今この話題なのか この手の議論は以前から繰り返されてきたが、今回が特に大きく取り沙汰されている背景にはAIの急速な進化がある。Anthropicの年間収益はClaude Codeのコーディングエージェントだけで2025年末に10億ドルを超え、2026年2月には25億ドルに倍増するなど、AIレイヤーの成長は加速している。 SaaSがDeadであるという根拠 AIレイヤー(チップ・基盤・LLM)の成長率が桁違いに高い一方、その上に乗っかるアプリケーション層=SaaSの売上成長率は相対的に見劣りしている。リテラシーの高いユーザーがLLMで自前のツールを作り始めており、「お金を払ってSaaSを使う価値」を自製できてしまうケースも出てきている。 SaaSがDeadではないという根拠 武田氏がマクロミル時代に自社でSalesforceの代替システムを内製したケースがまさにその典型だ。当初は優秀なシステムだったものの、法令改正・技術的負債・セキュリティ対応などの積み重ねで次第に維持コストが膨らみ、結局後任体制でSalesforceを導入することになった。 特にバックオフィス系SaaS(会計・人事など)は法令改正への追従が不可欠で、一円でも間違えれば法律違反になるリスクを抱える。AIで作れたとしても「長期的にそれを誰が維持するか」という問題は残り続ける。 また日本市場特有の問題として、クラウド会計ですら13年かけてもオンプレミス系との勢力図が逆転していない現実がある。AIがさらにその上に乗ってくる変化を、多くの企業がキャッチアップしきれるかは相当懐疑的だという見立てだ。 二層モデルによる整理:SOEとSOR 武田氏はSaaSを二層に分けて考えることが有効だとしている。 System of Engagement(SOE)— Deadになりうる層 人間が使いやすいUIを提供する層。AIエージェントが直接操作するようになれば、人間向けのUIそのものが不要になっていく。この層はDeadになりうる。 System of Record(SOR)— 当面変わらない層 堅牢なデータベースとして記録を保持する層。法令対応・セキュリティ・データ信頼性が問われる領域であり、AIが代替するのは長期的には起こりうるとしても、当面は変わらない。 SaaSのヘッドレス化 マネーフォワードが「SaaSのヘッドレス化」と表現しているのもこの文脈だ。人間が画面を操作するのではなく、AIがMCP(Model Context Protocol)経由でSaaSを操作する形に移行していくという見立てである。 実際にマネーフォワードは2025年10月に『マネーフォワード クラウド会計』のMCPサーバーβ版を提供開始し、AIエージェントから仕訳入力やレポート作成などの会計業務を実行できるようにしている。 さらに2025年11月には初のAIネイティブプロダクト『マネーフォワード AI確定申告』β版を提供開始。「どうせ代替されるなら自分たちで最適なものを作る」というスタンスで先手を打っている。 まとめ 「SaaS is Dead」は単純な二項対立ではない。UIを提供するEngagement層はAIエージェントに代替されうるが、法令対応やデータの信頼性を担保するRecord層は簡単には置き換わらない。重要なのは、この変化に対してSaaS企業自身がどう適応するかだ。マネーフォワードのように「ヘッドレスSaaS」への転換を自ら進める企業が、次の時代の勝者になるのかもしれない。

2026年3月14日 · 1 分