Apprise + シフト管理ツールで OnCall 自作スタックを組む — PyShift・OR-Tools・GoAlert の役割と選び方

前回の記事で「Apprise + 自作 Web サービスで OnCall 相当を組む」例を示しました。この記事ではよくある誤解を整理し、シフト管理を含めた自作 OnCall スタックの現実的な選択肢を深掘りします。 まずは Apprise の正しい位置付けを確認 Apprise は名前から「シフト管理ができそう」と誤解されがちですが、実際の役割は明確に分かれています。 正しい位置付け: Apprise は 「通知の超便利ハブ」 — 1 つのコードで Slack / メール / SMS / LINE / Telegram など 100 種類以上の通知先に統一インタフェースで送る シフト管理機能(カレンダー、ローテーション、当番判定)は持たない 「シフト管理に Apprise を使う」とは、シフトロジックは別のライブラリ / DB / カレンダーで持ち、通知配信だけ Apprise に任せるという意味 つまり Apprise は「組んだシフトを確実に届ける道具」であり、「シフトを組む道具」ではありません。前回記事のコード例で get_policy_for_now() を Python で書いていたのは、まさにこの「シフト判定ロジックを自作」の実装です。 シフト管理を「自作する場合」に組み合わせる Python ライブラリ シフトロジックを自分で書くなら、以下のライブラリが Apprise と相性が良い。 1. PyShift(point85/PyShift) — 古典的なシフトローテ point85/PyShift は、Java 版の Shift ライブラリを Python に移植したもの。PyPI では PyWorkShift として配布されています。 ...

2026年5月8日 · 7 分