概要

大手ECの「品揃えの量」による競争に対し、「質」「ストーリー」「体験」で差別化するアプローチ。一方でデジタルディスプレイを活用した物理的な購買体験のデジタル化(リテールDX)も進んでいる。

キュレーション型EC

特徴

  • 厳選商品のみ掲載: 独自基準で審査した商品だけを扱う
  • ストーリーテリング: 商品スペックではなく使用体験・背景を伝える
  • エディトリアル視点: バイヤー・スタッフが実際に使った「使い惚れ」を基準にする

代表例:MONOCO

スタッフが3週間以上実際に使い込んだ商品だけを販売するオンラインセレクトショップ。会員数29万人以上、300以上のブランドを取り扱う。商品ページはコンテンツ型で、購買体験ではなく「ストーリーとの出会い」を提供する。

項目内容
運営株式会社MONOCO
品質基準3週間以上の実使用・「使い惚れ」した商品のみ
会員数29万人以上
取り扱いブランド300以上

リテールDX:デジタルディスプレイ型サテライト店舗

課題:買物困難者の問題

日本では約700万人(農林水産省推計)が買物困難者とされている。移動販売や小型スーパーなど既存の対策はSKU数や運行コストに制限があった。

S_mart(エスマート)のアプローチ

int mart design 株式会社が提供するデジタルディスプレイお買い物システム。

  • 実店舗の売場をデジタルディスプレイで「実物大」再現
  • 在庫を持たず、受注後に商品を手配(在庫リスクゼロ)
  • 月額10,000円から展開可能なサテライト店舗
  • 商品SKU数に上限なし

ECと物流の組み合わせ

キュレーション型ECを運営する際、物流の選択は重要な意思決定になる。

  • 自社物流: コントロールしやすいが固定費が発生
  • フルフィルメントサービス(オープンロジ等): 変動費化でリスク低減、初期ステージに有利

関連ページ

  • MONOCO — 「使い惚れ」基準のキュレーション型ECサービス詳細
  • オープンロジ — EC物流フルフィルメント
  • giftee — デジタルギフトによるEC購買体験の変革

ソース記事