概要

企業の安全性・収益性・成長性を多角的に評価するための財務指標群。会社四季報の【財務】欄に掲載される8指標を中心に、投資判断の基礎として活用される。

四季報の8指標

指標意味判断の目安
ROE(自己資本利益率)株主資本でどれだけ利益を生んだか10%以上が目安。高いほど良いが過剰な自社株買いには注意
ROA(総資産利益率)資産全体をどれだけ効率的に使ったか5%以上が優良企業の目安
総資産企業規模の把握前期比増加は成長シグナル
自己資本株主が出した資金の総額増加は利益蓄積の証拠
自己資本比率総資産に占める自己資本の割合40%以上で安全、20%未満は注意
資本金設立・増資時に払い込まれた金額利益剰余金と合計が純資産の大部分
利益剰余金これまでの利益の蓄積増加トレンドが理想。マイナスは赤字蓄積
有利子負債利息付き借金の総額自己資本比を下回るが望ましい

安全な投資先を探す7チェックポイント

  1. 総資産の拡大トレンド確認 — 前期比増加は成長シグナル
  2. 自己資本比率が40%以上 — 40%未満は財務リスクに注意
  3. 利益剰余金のプラス確認 — マイナスは赤字累積(要注意)
  4. ROE 10%以上の持続性 — 単年でなく複数年の維持を確認
  5. 有利子負債 < 自己資本 — 超えていたら理由を確認
  6. 資本金と利益剰余金のバランス — 利益剰余金が大きいほど蓄積された実力
  7. 債務超過の確認 — 総資産 < 総負債なら即除外

関連指標

  • ROIC(投下資本利益率): ROE より正確な収益性評価。財務レバレッジの影響を受けない
  • PER / PBR: 市場評価との比較。四季報の【株価】欄に掲載

データソース

  • 四季報 Web / 四季報 Pro: スクリーニング機能で条件絞り込みが可能
  • バフェット・コード: EDINET データを活用した詳細財務分析 SaaS
  • EDINET: 金融庁の有価証券報告書データベース(無料・機械読み取り可)

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