概要
thedotmack/claude-mem は Claude Code にセッションをまたいだ記憶を持たせる MCP(Model Context Protocol)ベースのオープンソースプラグイン。公開から48時間で46,000スターを獲得し、「トークン消費95%削減」「コンテキスト上限に到達しない」「前回の続きから再開できる」という特徴が開発者の注目を集めた。
主な特徴
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| トークン削減 | セッションあたり約95% |
| ストレージ | ローカル SQLite + Chroma |
| インストール | npx claude-mem install(1コマンド) |
| ライセンス | オープンソース・完全無料 |
3層検索フロー
関連する記憶を効率よく取り出すために、以下の段階的なフィルタリングを採用する:
- キーワード検索 (
search) — テキストマッチで候補を絞り込む - タイムライン確認 (
timeline) — 時系列で文脈を絞り込む - 詳細取得 (
get_observations) — 必要な記憶だけを取得する
先に絞り込んでから詳細取得することで不要なトークン消費を防ぐ。この仕組みが「95%削減」の源泉。
記憶の保存と圧縮
- Claude Code のセッション中の操作を自動キャプチャ
- AI を使って記憶を圧縮・要約(Claude Agent SDK を使用)
- ローカルの SQLite データベースに永続化
- Chroma によるベクトル埋め込み検索で意味的に類似した記憶を検索
インストール
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特別な API キーや外部サービスの登録は不要。完全ローカルで動作する。
MemPalace との比較
| 観点 | claude-mem | MemPalace |
|---|---|---|
| 対象 | Claude Code 専用 | 複数 AI ツール対応 |
| インストール | 1コマンド | Python セットアップ |
| 公表スコア | トークン95%削減 | LongMemEval 96.6%(論争あり) |
| アーキテクチャ | 3層検索 | 宮殿構造(Wing/Hall/Room) |
関連ページ
- MemPalace — 別アプローチの AI メモリシステム
- エージェントメモリのロックイン — メモリ管理の設計上の課題
- Claude Code — claude-mem の動作環境
- MCP — プラグインの接続プロトコル