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Paperclip — AIエージェントで会社を自律運営するオープンソースOS

AIエージェントに役職・組織図・予算・目標を与え、24時間自律的に会社を運営させる——そんなコンセプトのオープンソースプロジェクト「Paperclip」が公開され、注目を集めている。

Paperclip とは

Paperclip は、複数の AI エージェントを「社員」として組織化し、会社として機能させるためのオーケストレーションプラットフォームだ。

“If OpenClaw is an employee, Paperclip is the company.”

個々の AI エージェントを個別に管理するのではなく、組織図・予算・ガバナンス・目標整合・タスク調整といった会社レベルのインフラを提供する。

主な機能

エージェントの組織化

対応エージェント

Claude、OpenClaw、Codex、Cursor、Bash スクリプト、HTTP Webhook など、ハートビートシグナルを受信できる任意のランタイムと連携できる。

コスト管理

エージェントごとに月次予算を設定し、使用量80%で警告、100%で自動停止する。暴走的なトークン消費を防ぐ仕組みが組み込まれている。

ガバナンスと監査

セットアップ

# クイックスタート
npx paperclipai onboard --yes

# 手動インストール
git clone https://github.com/paperclipai/paperclip.git
cd paperclip
pnpm install
pnpm dev

API は http://localhost:3100 で起動し、組み込みの PostgreSQL データベースを使用する。要件は Node.js 20+ と pnpm 9.15+。

想定されるユースケース

Paperclip が「ではない」もの

チャットボット、エージェントフレームワーク、ワークフロービルダー、プロンプトマネージャーではない。エージェントが既に存在することを前提とし、組織としてのオーケストレーションに特化している。

まとめ

Paperclip は「AIエージェントにより良いプロンプトを与える」のではなく、「AIエージェントに会社を与える」というアプローチを取る。GitHub で既に急速にスターを獲得しており、ゼロヒューマンカンパニーという概念を現実のものにしようとしている。

個人的には、ガバナンス機能(承認ゲート・予算制限・監査ログ)がしっかり設計されている点が実用性を高めていると感じる。AIエージェントの「野良運用」を防ぎつつ、自律性を最大化するバランスが取れている。



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