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Claude CodeのSEOスキル「claude-seo」とは?導入方法と全コマンドを解説

/seo audit コマンド1つでサイト全体の並列監査が走り、AI検索最適化(GEO)まで25のサブスキルをカバーする——Claude Code向けSEOスキル「claude-seo」の全容を解説します。

claude-seoとは

claude-seoは、Claude CodeにSEO分析機能を追加するオープンソースのスキルです。Claude Codeの「スキル」機能を活用して ~/.claude/skills/ にインストールされ、/seo で始まるカスタムコマンドが使えるようになります。

インストール後は、25個のサブスキル+18個のサブエージェントが利用可能になります。

主要コマンド一覧

コマンド機能
/seo auditサイト全体のSEO監査(複数のサブエージェントが並列実行)
/seo pageページ単位の詳細分析
/seo technicalテクニカルSEO診断
/seo contentE-E-A-Tコンテンツ品質分析
/seo content-briefコンテンツブリーフの自動生成
/seo schema構造化データの検出・検証・生成
/seo images画像最適化分析
/seo sitemapXMLサイトマップの検証・生成
/seo geoAI検索最適化(GEO)
/seo planSEO戦略の設計
/seo programmaticプログラマティックSEO分析
/seo competitor-pages競合比較ページの生成
/seo hreflang多言語サイトのhreflang検証
/seo clusterセマンティッククラスタリング

最新のサブスキル一覧は公式リポジトリの skills/ ディレクトリで確認できます。

Claude Codeの「スキル」とは

Claude Codeには「スキル(Skills)」という拡張機能の仕組みがあります。~/.claude/skills/ ディレクトリに SKILL.md ファイルを配置すると、Claude Codeがそれを読み込んで、カスタムコマンド(スラッシュコマンド)として使えるようになります。

claude-seoはこの仕組みを活用して、メインのオーケストレータースキル(/seo)と25個のサブスキル、18個のサブエージェントをインストールします。

導入方法

Mac / Linuxの場合

公式READMEではセキュリティ上の理由から git clone 方式を推奨しています。

git clone https://github.com/AgriciDaniel/claude-seo.git
bash claude-seo/install.sh

スクリプトの内容を確認してから実行したい場合は cat install.sh で内容を確認してください。

Windowsの場合

git clone https://github.com/AgriciDaniel/claude-seo.git
powershell -ExecutionPolicy Bypass -File claude-seo\install.ps1

インストールされるもの

インストール先内容
~/.claude/skills/seo/メインのオーケストレータースキル
~/.claude/skills/seo-*/25個のサブスキル
~/.claude/agents/seo-*.md18個のサブエージェント定義
~/.claude/skills/seo/scripts/Pythonスクリプト(HTML解析、スクリーンショット等)
~/.claude/skills/seo/.venv/Python仮想環境(依存パッケージ)

オプションでPlaywright(Chromium)もインストールされます。スクリーンショット撮影やビジュアル分析に使われますが、インストールに失敗しても他の機能は問題なく動作します。

アンインストール方法

curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/AgriciDaniel/claude-seo/main/uninstall.sh | bash

注意: アンインストールは公式が curl | bash 形式のみ提供しています。実行前に内容を確認したい場合はURLをブラウザで開いてスクリプトを確認してください。

主要コマンドの使い方

/seo audit — サイト全体のSEO監査

/seo audit https://example.com

6つのサブエージェントが並列稼働するため、最も包括的な分析が得られるコマンドです。サイト全体をクロールし、各専門エージェントが同時並行で分析を実行します。

サブエージェント担当領域
seo-technicalクロール可能性、インデックス、セキュリティ、CWV
seo-contentE-E-A-T評価、薄いコンテンツの検出、AI引用適性
seo-schema構造化データの検出・検証・JSON-LD生成
seo-sitemapXMLサイトマップの検証、品質ゲート
seo-performanceCore Web Vitals(LCP・INP・CLS)の計測
seo-visualPlaywrightによるスクリーンショット、ファーストビュー分析

分析結果は以下の2つのファイルとして出力されます。

ヘルススコアの算出配分は以下のとおりです。

カテゴリ配分
テクニカルSEO25%
コンテンツ品質25%
オンページSEO20%
構造化データ10%
Core Web Vitals10%
画像最適化5%
AI検索対応5%

/seo page — ページ単位の詳細分析

/seo page https://example.com/about

1ページに対して、オンページSEO・コンテンツ品質・テクニカル要素・構造化データ・画像を総合的に分析します。主なチェック項目は以下のとおりです。

/seo technical — テクニカルSEO診断

/seo technical https://example.com

8カテゴリにわたるテクニカルSEOの診断を実行します。クロール可能性、インデックス、セキュリティ(HTTPS・CSP・HSTS)、URL構造、モバイル対応、Core Web Vitals、構造化データ、JavaScript描画(CSR/SSR判定)などをチェックします。

AIクローラー(GPTBot、ClaudeBot、PerplexityBotなど)のアクセス可否チェックも含まれており、AI検索が主流となった2026年ならではの診断項目です。

/seo content — E-E-A-Tコンテンツ分析

/seo content https://example.com/blog/article

Googleの品質評価ガイドラインに基づいて、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)の観点からコンテンツを評価します。AI生成コンテンツの検出も行い、低品質なAIマーカー(汎用的な表現、独自の知見なし、著者情報なし等)をフラグ付けします。

/seo schema — 構造化データの検出・検証・生成

/seo schema https://example.com

ページ上の構造化データ(JSON-LD、Microdata、RDFa)を検出し、Googleがサポートする型に対して検証を行います。不足している構造化データがあれば、JSON-LDテンプレートを自動生成してくれます。

2026年現在、以下の構造化データは廃止・制限されています。

構造化データ状況
HowTo2023年8月(モバイル)〜9月(デスクトップ)に段階的にリッチリザルト表示が終了
FAQ2023年8月に政府・認可済み医療機関サイトのみに制限。2026年5月7日に完全廃止
SpecialAnnouncement2025年7月31日に廃止

claude-seoはこれらの最新情報を把握しているため、廃止された構造化データを誤って実装するリスクを防げます。

/seo geo — AI検索最適化(GEO)

/seo geo https://example.com

Google AI Overview、ChatGPT、Perplexity等のAI検索での表示を最適化するためのコマンドです。2026年のSEOで最も注目されている分野の一つで、以下の5つの指標でスコアリングされます。

指標配分概要
引用適性スコア25%パッセージの長さ(134〜167語が最適)、引用可能な記述の有無
構造的可読性20%見出し階層、質問形式の見出し、短い段落
マルチモーダルコンテンツ15%画像・動画・表などの多様なコンテンツ形式
権威性・ブランドシグナル20%著者情報、Wikipedia・Reddit・YouTubeでの言及
技術的アクセシビリティ20%AIクローラーへのアクセス許可、SSR対応、llms.txt

/seo plan — SEO戦略の設計

/seo plan saas

業種別のSEO戦略を自動設計します。対応している業種テンプレートは saaslocalecommercepublisheragency の5種類です。URL階層の設計、コンテンツカレンダー、実装ロードマップ(4フェーズ)まで出力されます。

claude-seoの特徴

サブエージェントによる並列処理

/seo audit の実行時、6つの専門サブエージェントが並列で稼働します。Claude Codeのエージェント機能を活用した設計で、1つのエージェントが順番に処理するよりも大幅に高速です。

MCP連携でライブデータ分析

claude-seoはMCP(Model Context Protocol)サーバーと連携することで、実際のSEOデータを使った分析が可能になります。

MCPサーバー提供データ
Ahrefs(@ahrefs/mcp)バックリンク、キーワード、サイト監査のライブデータ
Semrush(公式リモートMCP)ドメイン分析、キーワードリサーチ
Google Search Console(コミュニティ製)検索パフォーマンスデータ
PageSpeed Insights(コミュニティ製)Core Web Vitalsの実測データ

MCPサーバーがなくても、HTMLの静的解析による基本的な分析は実行できます。

データソースと必要な設定

claude-seoのデータソースは2層に分かれます。入口は認証不要で、Googleなどのライブデータが欲しいときだけ追加設定が必要になります。

データソース必要な設定
デフォルトHTML静的解析(クロール+パース)、Playwrightによるスクリーンショットなし(APIキー不要)
オプションAhrefs / Semrush / Google Search Console / PageSpeed Insights のライブデータ各MCPサーバーの認証情報

/seo audit の大部分はデフォルトのHTML静的解析だけで動作します。Google系のライブデータを使う場合のみ、次の設定が必要です。

GA4(Google Analytics)はclaude-seoの標準データソースではありません。 標準で連携するGoogle系データはGSCとPageSpeed Insightsで、GA4の分析を組み込みたい場合はGA4対応のMCPサーバーを別途用意する必要があります。

具体的な認証設定の手順は各MCPサーバーのREADMEが最終的な正となるため、導入時にそちらを確認してください。

2026年最新のSEOトレンドに対応

セキュリティ上の注意

claude-seoを導入する前に、セキュリティ面を確認しておきましょう。

インストール方法のリスク: 本記事では git clone 後に bash install.sh を実行する方式を推奨しています。ネット上のスクリプトをそのままPCで実行する curl | bash 形式はリポジトリが第三者に改ざんされた場合のリスクがあり、公式READMEもこの形式を非推奨としています。まずGitHubのinstall.shの中身を確認してからインストールしましょう。

スキルの権限: Claude Codeのスキルは、Claude Code本体と同じ権限で動作します。つまり、PCのファイルを読み書きしたり、シェルコマンドを実行できます。信頼できるスキルのみインストールするようにしてください。

APIキーの管理: Ahrefs等のMCPサーバーを連携する場合、APIキーがClaude Codeの設定ファイルに保存されます。GitHubの公開リポジトリに設定ファイルをアップロードしないよう注意してください。

まとめ

claude-seoは、Claude CodeにSEO分析機能を一括で追加できる強力なオープンソーススキルです。コマンド1つでインストールでき、サイト全体の並列監査・E-E-A-T分析・AI検索最適化など2026年のSEOトレンドを網羅しています。

Ahrefs等のMCPサーバーと連携することでライブデータを使った分析も可能になります。セキュリティ面に注意しながら、Claude CodeでのSEO業務自動化に活用してみてください。



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