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Subquadratic Sparse Attention (SSA)

アテンション計算のコストをコンテキスト長の2乗からほぼ線形に削減するスパースアテンション機構。重要なk位置だけに絞ることでO(N²)→O(N×k)を実現

概要

Subquadratic Sparse Attention(SSA)は、標準 Transformer の O(N²) アテンションを克服するために設計された 疎なアテンション機構。各クエリトークンに対して「実際に重要な k 位置」だけを動的に選び、その部分集合のみアテンション計算を行う。k が N に対して十分小さければ計算量は O(N × k) でほぼ線形に近づく。

二次スケーリング問題

SSA の発想

SubQ における主張

記憶の作り替えの系譜

疎化以外にも、Attention の「記憶」の持ち方は段階的に置き換えられてきた。位置づけを整理すると次のようになる。

方式記憶の持ち方
Full Attentionすべてを保持。KV キャッシュが増え続ける
スパース Attention(SSA)重要な k 位置だけに絞る
線形 Attention固定サイズの状態に折りたたむ
DeltaNet足すのではなく「差分で直す」
KDA(Kimi Delta Attention)「忘れ方」を細かく分ける

実運用のモデルは一つの方式に賭けない傾向がある。Kimi K3 は KDA 69 層 + Gated MLA 24 層の二段構えで、固定状態の効率と全結合の表現力を併せ持たせている。Kimi Linear 論文では 100 万トークン文脈で KV キャッシュ 75% 削減・デコード約 6 倍が報告されているが、論文のモデルは総 48B で K3 とは規模が別である。

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