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Onyx(旧 Danswer)完全ガイド — 無料で使えるオープンソース AI プラットフォーム

Onyx(旧 Danswer)は、社内のドキュメント・アプリ・人材をまとめて繋ぎ、どんな LLM とも連携できるオープンソースの AI プラットフォームです。Community Edition(CE)は MIT ライセンスで完全無料。セルフホストできるため、データを外部に出さずに AI チャットや RAG、エージェント機能を利用できます。

Onyx とは

Onyx は企業向け AI アシスタント&検索プラットフォームです。Slack、GitHub、Confluence、Google Drive など 50 以上のコネクタで社内ナレッジを統合し、自然言語で質問するだけで必要な情報を引き出せます。

GitHub リポジトリ(onyx-dot-app/onyx)のスター数は 22,000 超で、活発に開発が続いています。

主な機能

チャット&RAG

エージェント&ツール

コネクタ(50 以上)

Slack、GitHub、Confluence、Notion、Google Drive、Jira、Linear など主要サービスと連携。MCP(Model Context Protocol)経由のカスタムコネクタにも対応しています。

エディション比較

項目Community Edition (CE)Enterprise Edition (EE)
ライセンスMIT(無料)商用ライセンス
チャット・RAG・エージェント
SSO(OIDC / SAML)
エアギャップ環境
サポートコミュニティ専用サポート

Cloud 版も提供されており、セルフホストなしで試用できます。ビジネスプランは 1 ユーザーあたり月額 $16〜。

セルフホスト手順

Docker と Docker Compose がインストール済みであれば、公式のインストールスクリプトで数分でデプロイできます。

curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/onyx-dot-app/onyx/main/deployment/docker_compose/install.sh > install.sh
chmod +x install.sh
./install.sh

データは onyx_data ディレクトリに永続化され、アップグレード時にも保持されます。

Kubernetes、Helm、Terraform によるデプロイにも対応しており、AWS・GCP・Azure 向けのガイドも公式ドキュメントに用意されています。

対応 LLM

Onyx はあらゆる LLM と接続可能です。

組織のセキュリティ要件に応じて、完全オンプレミス+ローカル LLM の構成も可能です。公式ドキュメントではエアギャップ環境向けのデプロイガイドも提供されています。

Ollama + Qwen でのローカル構成例

ローカルで Ollama + Qwen を動かしている環境であれば、外部 API を一切使わずに Onyx を運用できます。

  1. Ollama で Qwen モデルを起動する
ollama pull qwen3.5
  1. Onyx の管理画面で LLM プロバイダーに Ollama を選択
  2. API URL に http://host.docker.internal:11434 を指定(Onyx を Docker で動かしている場合、127.0.0.1 ではなく host.docker.internal を使う)

注意点:

詳細は Ollama 公式の Onyx 統合ガイド を参照してください。

どんな場面で使えるか

まとめ

Onyx は「ChatGPT のような AI チャットを、自社データに接続してセルフホストできるプラットフォーム」です。MIT ライセンスの CE 版なら完全無料で利用でき、50 以上のコネクタで既存のワークフローにすぐ統合できます。データの外部流出を避けたい組織や、カスタム AI エージェントを構築したいチームにとって、有力な選択肢です。

参考リンク



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