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モンテカルロ法による売買判定

1万通りの将来シナリオをシミュレーションして勝率と期待値の閾値を超えたときだけ発注する、Claude × Monte Carlo の自動売買アーキテクチャ

概要

モンテカルロ法による売買判定は、現在価格を起点に N 通りの将来シナリオ(既定 10,000) をシミュレーションし、シナリオ集団から導いた勝率・期待損益・VaR が閾値を超えたときだけ発注する統計的取引アーキテクチャである。AI(Claude)は「最終判断者」ではなく「マクロ要因をスカラー化する補正器」として組み込み、ハルシネーションが直接損益に効くリスクを抑える。

アーキテクチャ

  1. データ取得層: 現在価格・板・出来高、または日足/分足の終値ヒストリカル
  2. モデル層: 価格系列から GBM(幾何ブラウン運動)のパラメータ μ・σ を log return から推定
  3. Claude 補正層: 直近マクロイベント(FOMC・日銀会合・地政学)を Claude に要約させ、impact スコア(-1.0〜+1.0)で mu を ±α 補正
  4. Monte Carlo 層: S_t = S_0 * exp((μ - 0.5σ²)·dt + σ·√dt · Z) で 10,000 パスを生成
  5. 判定層: 勝率 + 期待値の二段ゲート + ケリー基準で枚数決定
  6. 発注層: 取引所 API / 証券会社 API へ自動発注

二段ゲートの意義

判定ロジックには 勝率と期待値の両方 をかけるのが本質的に重要である。

ケリー基準による枚数決定

シミュレーションから得られる勝率 p、期待損益 EV、95% VaR から、ケリー比率を計算して発注枚数に反映する。

GBM の限界と拡張

GBM は log-normal を仮定するため、現実市場のジャンプ(決算サプライズ・FOMC・地政学イベント)を捉えきれない。次のいずれかへ拡張するのが王道である。

最初は GBM で実装し、バックテストで「ドローダウンの実測値が VaR より大きい」と分かった時点で拡張するのが現実的。

なぜ Claude を最終判断者にしないのか

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