10. xserver にデプロイ
このページを読むと、PR をマージした内容を xserver の本番 WordPress に反映できる ようになります。
やること
- xserver への接続方法を選ぶ(SSH または WP REST API)
- 認証情報を 安全に 設定する
- Claude Code に頼んでデプロイする
デプロイ方法の選び方
| 方法 | 向いているケース | 必要な準備 |
|---|---|---|
| SSH + rsync | テーマやプラグインのファイルを更新する場合 | xserver の SSH 設定・SSH 鍵 |
| WP REST API | 投稿・固定ページの本文だけ更新する場合 | アプリケーションパスワード |
迷ったら、まず WP REST API から試すのがおすすめです(SSH より設定が簡単)。
方法 A: WP REST API でデプロイ(簡単)
準備: アプリケーションパスワードを発行
WordPress の管理画面で API 用のパスワードを発行します。
- WordPress 管理画面(
/wp-admin/)にログイン - 「ユーザー」→ 自分のアカウント編集
- 「アプリケーションパスワード」セクションで、新しいパスワード名(例:
claude-code)を入力 → 「新しいアプリケーションパスワードを追加」 - 表示されたパスワード(
xxxx xxxx xxxx xxxx xxxx xxxx)をコピー
パスワードは一度しか表示されません
画面を閉じると二度と確認できません。下のステップでローカルファイルに保存するまで、画面は閉じないでください。
認証情報をローカルに保存
ターミナルで以下を実行します。
.env.local に次の内容を書き込みます(Claude Code に「.env.local に書いてください」と頼んでも OK)。
WP_BASE_URL=https://example.com
WP_USERNAME=your-username
WP_APP_PASSWORD=xxxx xxxx xxxx xxxx xxxx xxxx
そして .gitignore に追加します。
絶対に GitHub にプッシュしないでください
.env.local は 個人の認証情報 です。.gitignore に登録して、git に含めないようにします。誤ってコミットしてしまった場合は、すぐに WordPress 管理画面でパスワードを失効させてください。
Claude Code にデプロイを依頼
.env.localの認証情報を使って、変更した固定ページ(/about/)の本文を WP REST API で xserver に反映してください。
Claude Code が curl か WP REST API クライアントで送信してくれます。
方法 B: SSH + rsync でデプロイ
テーマやプラグインのファイル自体を更新するときはこちら。
準備: SSH 接続を使える状態にしておく
6. SSH 接続を設定する で ssh xserver で接続できるようになっていれば、追加の準備は不要です。まだの方は先に 6 章を完了させてください。
Claude Code にデプロイを依頼
変更したテーマファイル(
wp-content/themes/mytheme/)を、xserverの/home/your-account-name/example.com/public_html/wp-content/themes/mytheme/に rsync で同期してください。
Claude Code が次のような処理をしてくれます。
rsync -avz --delete wp-content/themes/mytheme/ xserver:/home/your-account-name/example.com/public_html/wp-content/themes/mytheme/
--delete はファイルが消えます
rsync の --delete オプションは「ローカルにないファイルは本番でも削除」します。意図しないファイルが消えないよう、初回は --dry-run を付けて事前確認するのが安全です。Claude Code に「dry-run で確認してください」と頼めば対応してくれます。
ステップ: 本番反映後の確認
デプロイ後、ブラウザで本番サイト(https://example.com)を開いて、
- 修正が反映されているか
- 他のページが壊れていないか
を確認します。
キャッシュに注意
xserver には「サーバーキャッシュ」「ブラウザキャッシュ」があります。すぐに反映されない場合は、サーバーパネルでキャッシュをクリアするか、シークレットウィンドウで確認します。
ロールバック(戻し方)
万が一、本番反映後に問題が見つかった場合は、
- GitHub で 1 つ前のコミットに戻す
- 戻したものを再度デプロイ
の手順で戻せます。Claude Code に頼みます。
直前のデプロイを取り消したいです。1 つ前のコミットの状態を xserver に再デプロイしてください。
確認
- [ ] 本番サイトに修正が反映されている
- [ ] 認証情報が
.env.localに保存され、.gitignoreに登録されている - [ ] 必要なら SSH 接続ができる
確認できたら、最後の 11. トラブルシュート を参照してください。