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Part 3: インストール後の環境準備

Claude Code を日常的に使うための環境を整えます。

macOS / Windows / WSL2 共通ページ

Part 3 は OS を問わず内容がほぼ共通のため、1 ページにまとめています。 OS によってコマンドが異なる箇所のみ、macOS / Windows のタブで切り替えて表示しています。 WSL2 (Ubuntu) を使っている場合は、Windows タブではなく 3.6 も合わせて参照してください。

3.1 作業用リポジトリの作成

日々の作業を管理するための GitHub リポジトリを作成します。

mkdir -p ~/Projects
cd ~/Projects
mkdir my-workspace
cd my-workspace
git init
mkdir $HOME\Projects\my-workspace
cd $HOME\Projects\my-workspace
git init

3.2 CLAUDE.md の作成

CLAUDE.md は Claude Code に対する常駐の指示ファイルです。プロジェクトのルートに配置すると、毎回の会話で自動的に読み込まれます。

claude

Claude Code を起動して、以下のように指示してください:

このディレクトリに CLAUDE.md ファイルを作成してください。
内容は「このリポジトリは私の日々の作業を管理するワークスペースです。
日本語で応答してください。」としてください。

3.3 GitHub リポジトリとの連携

必ず非公開(プライベート)リポジトリで始めてください

GitHub のリポジトリには公開(Public)と非公開(Private)があります。 作業用リポジトリには個人情報や機密情報を含むファイルを保存する可能性があるため、必ず非公開で作成してください。

公開リポジトリにすると、以下のような情報がインターネット上に公開されます:

  • 履歴書・職務経歴書に含まれる氏名・住所・連絡先
  • 確定申告の書類に含まれる所得情報・マイナンバー
  • 提案書・計画書に含まれる取引先情報
  • 写真に含まれる位置情報や個人が特定できる情報

必要に応じて後から公開に変更することもできます。迷ったら非公開にしておけば安全です。

Claude Code にリポジトリの作成と連携を任せましょう:

GitHub に my-workspace というプライベートリポジトリを作成して、
このディレクトリと連携してください。

Claude Code に任せる

Claude Code は gh コマンドを使って GitHub リポジトリの作成やプッシュを実行できます。 手動でコマンドを打つ必要はありません。

3.4 スキルとコマンドの活用

Claude Code の機能は、スキルとコマンドで拡張できます。どちらも / に続けて 名前を入力すると実行できます。

中身 呼び出し
スキル SKILL.md に手順を書いたもの。必要になった時点で本文が読み込まれる /名前
コマンド 定型の指示を 1 ファイルにまとめたもの /名前

使う側の違いはほとんどありません。 ただしプラグインが配るときは種別が分かれるので、 下の一覧では「種別」列で示しています。

プラグイン・マーケットプレイスからインストール

このプロジェクトでは、プラグイン・マーケットプレイス方式でスキルとコマンドを配布しています。 Claude Code 内で以下のコマンドを実行するだけでインストールできます。

① マーケットプレイスを追加する(最初に一度だけ):

/plugin marketplace add hdknr/claude-code-setup

② 必要なプラグインをインストールする:

このマーケットプレイスからは、次のプラグインをインストールできます。

プラグイン 呼び出し 種別 内容
workspace-setup /workspace-setup:workspace-setup コマンド ワークスペースの初期セットアップを対話的に行う(ディレクトリ作成と git init、CLAUDE.md 作成、GitHub プライベートリポジトリの作成と連携)
cmux /cmux:cmux スキル cmux ウィンドウで GitHub Issue/PR をブラウザ表示し、worktree でレビュー
orca /orca:orca スキル Orca の内蔵ブラウザで GitHub Issue/PR を表示し、worktree でレビュー
dev-loop /dev-loop:dev-loop スキル 1 Issue = 1 周のループ志向開発(開発者向け)
spec-loop /spec-loop:req-loop スキル dev-loop の手前にある要求側のループ(段階的に追加中。いまは要求確定の req-loop だけ。プラグイン一覧)
# ワークスペース初期セットアップ用
/plugin install workspace-setup@claude-code-setup

# cmux 連携用(cmux ターミナルを使う場合)
/plugin install cmux@claude-code-setup

# Orca 連携用(Orca を使う場合)
/plugin install orca@claude-code-setup

# ループ志向開発用(開発者向け・GitHub Issue で開発を回す場合)
/plugin install dev-loop@claude-code-setup

orca より前にマーケットプレイスを追加していた場合、orca の install は失敗する。 先にカタログを取り直す(手順はプラグイン一覧の orca のインストールを正とする)。

インストール時にスコープを選ぶ画面が出ます。

スコープ 意味
User 自分の全プロジェクトで使う
Project このリポジトリの全メンバーで使う
Local このリポジトリで自分だけが使う

どのフォルダで作業しても使えるようにしたい場合は User を選びます。迷ったら User で 問題ありません。

呼び出しに プラグイン名: が付きます

プラグインが提供するスキルとコマンドは、名前の衝突を防ぐため常にプラグイン名が 頭に付きます。cmux プラグインのスキルは /cmux ではなく /cmux:cmux です。 入力を始めれば候補が出るので、覚えなくても /cmux まで打てば選べます。

インストール済みプラグインの確認

/plugin を実行すると、追加済みのマーケットプレイスとインストール済みプラグインの一覧を確認・管理できます。

各プラグインの機能と入れ方は プラグイン一覧 にまとめています (手順の中身と前提は、そこからリンクしている各プラグインの README にあります)。

使い方の例

作業用リポジトリで Claude Code を起動し:

cd ~/Projects/my-workspace
claude
cd $HOME\Projects\my-workspace
claude

ワークスペースの初期セットアップを実行:

/workspace-setup:workspace-setup

このコマンドを実行すると、以下を対話的にセットアップできます:

  • ワークスペースディレクトリの作成
  • CLAUDE.md の作成
  • GitHub プライベートリポジトリの作成と連携

cmux プラグインを入れた場合は、cmux ウィンドウ内で GitHub の Issue/PR を操作できます:

# Issue 番号 12 をブラウザペインに表示
/cmux:cmux 12

# PR 番号 34 を worktree でチェックアウトしてレビュー
/cmux:cmux -r 34

orca プラグインを入れた場合は、Orca の中で同じ操作ができます(引数は cmux と同じ):

# Issue 番号 12 を Orca の内蔵ブラウザに表示
/orca:orca 12

# PR 番号 34 を worktree でチェックアウトしてレビュー
/orca:orca -r 34

使えるスキルとコマンドの一覧を確認:

/help

3.5 日常的な使い方のヒント

ドキュメント作成

提案書のテンプレートを作成してください。テーマは「新規事業の企画書」です。

ファイル整理

このディレクトリ内のファイルを種類ごとにフォルダ分けしてください。

調べ物の整理

「確定申告の医療費控除」について調べて、ポイントをまとめたマークダウンファイルを作成してください。

会話の終了と再開

  • 終了: /exit と入力
  • 再開: 同じディレクトリで claude を実行
  • 前回の会話を続ける: claude --continue を実行

3.6 WSL2 ならではの便利な使い方

WSL2 (Ubuntu) 経由で使っている場合のみ該当します。

Windows のエクスプローラーで開く

Ubuntu のターミナルから現在のディレクトリを Windows のエクスプローラーで開けます:

explorer.exe .

VS Code との連携(任意)

Windows 側に VS Code をインストールしていれば、Ubuntu のディレクトリをそのまま開けます:

code .

初回は VS Code の WSL 拡張機能が自動でインストールされます。

まとめ

以上で Claude Code の環境構築は完了です。

  • Part 1 で基盤ツール(GitHub CLI など)をインストール
  • Part 2 で Claude Code をインストール・認証
  • Part 3 で日常利用の環境を準備

あとは claude コマンドを起動して、日本語で自由に指示を出すだけです。